乳頭混乱(おっぱいをいやがる)の矯正、DIY器具について、ナーシングサプリメンター風

「おっぱいをいやがる、飲まない」

乳頭混乱とは、母乳が出るのに乳首から飲むのをいやがり、哺乳瓶からだけ飲むことです。
最初に母乳を与える方法やタイミング、母乳の味、子供の舌の状態・個性によってなるといわれています。
直母を拒否されることは母親としての存在を否定されているようでとてもかなしいことのようです。


直す方法には

1.スプーンやカップによる授乳

2.ナーシングサプリメンター・シリンジ(点滴哺乳器具)という器具を乳首につけて授乳

3.赤ちゃんの舌のトレーニング

4.哺乳瓶の使用の中止(使用する時は母乳相談というおっぱいに近い硬さ飲み方の乳首を使います)

5.母乳の味・母親の食事内容の改善などがいいといわれています。
母乳分泌の維持も大切です。

妻の場合、5ヶ月目でもまだ改善が見られず、周りからそろそろあきらめたらという雰囲気が
漂いはじめました。
色々調べた結果、我が子はそもそもおっぱいの吸い方、飲み方が分からないのではないかと考えました。
そこで、指を使っての吸い方のトレーニングを試してみました。

専用の器具もあったのですが、けっこう高かったので、点滴用の器具を自分でそろえて間に合わせようと思いました。
ちょうどよい径(とても細い)の点滴チューブの入手先が分からず頓挫しました。
試しにホームセンターで調達した材料で似たようなものを作ってみたところ十分機能しました。
材料1.オイル容器  150円くらいだったかな?
材料2.ゴムチューブ 自転車タイヤ用 50cmだったかな? 100円位。
(煮沸消毒は出来ませんので、熱湯消毒にしました。ご使用は自己責任でお願いします)

乳頭混乱DIY矯正器具

これをこんなかんじでつかいます。(!たったこれだけ!でも十分役立ちました。)
人差指にチューブを沿わせて、赤ちゃんの口の上側のへこんだところに人差し指の先を当てます。
赤ちゃんの舌のうえに人差し指の爪側がくるようにします。
冬だったので容器を服の袖に挟んで、赤ちゃんは抱っこしながらとかバウンサーに乗せてという状態でレッツトレーニング!
こつは、ある程度、出やすいように、吸い始めたら少しオイル容器の口を緩めて、空気が少しだけ入る状態に調整することです。
父親の私がこの役目をおおせつかりましたが、我が子に対する愛着が深まりとてもよいものでしたよ。

--妻談--
このトレーニングを始める前から、赤ちゃんも母親もリラックスできる状態の
「お風呂でカンガルーケア」というのも試していました。
普段は横抱きにしておっぱいに近づけるだけでギャン泣きの完全おっぱい拒否ですが
指を使ってのトレーニングを始めて○日目お風呂での横抱きだとおっぱいを近づけても平気なことに気がつきました。
「これは!?」と思って直母を試したところ、なんと!ちゃんと吸えたのです!
でも、飲めているのかどうなのか不安だったので、直母と搾乳+母乳相談室の併用で5日。
陸地での直母はやはり困難でした。添い乳で泣かせておいてもあきらめず何とか吸わせました。
おしっこ、ウンチも充分出ているのでこれはいけている!と確信がもてたので6日目に搾乳、哺乳瓶にさよならして現在に至ります。
(しかし、ミルクの補足をしている場合は自己判断でのミルクの減量は危険ですのでやめてくださいね。)

今から思うと、母乳育児早期確立のためあせった自分、乳首保護具の安易な使用が混乱の原因だったのかなと思いますが、確証はありません。

出産後の退院時はがちがちだったおっぱい。おっぱいが柔らかくなれば吸いつき易くなり、母乳育児を楽しめると思っていたのにとんでもなく長くつらい道のりが待ってました。

乳頭混乱の予防のひとつとして、産院選びが重要です。バースプランを提出できるのならば母乳育児をしたいこと、哺乳ビン、おしゃぶりを使用しないで欲しいことを伝えましょう。出産前からおっぱいのコンディションを整えておくことも大事です。出産はゴールではなくスタートなのだと改めて思いました。