fender frontman reverb amp type:pr241
- 詳細
- カテゴリ: DIYや節約のためのつつましい工夫など
- 2012年3月23日(金曜)14:35に公開
自宅練習用に小さくてリバーブ付きで安いギターアンプを探していた。
ずうっと前に買ったマーシャルvs30rで音は満足していたんだけど、少し大きいのでもう少し小さいのが欲しかった。
park g10 が昔評判よかった気がしたので入手してみたが、もうひとつ気に入らない。リバーブがないせいだと思い、park g10r を入手しなおしてみたが、やっぱりもうひとつ。
中古屋で安くて小さくリバーブ付きのアンプをみつけたので、素性はよくしらなかったが入手した。
fender frontman reverb type:pr241 フェンダーメキシコ製
気に入った。こもらない音でひずみも深くかかる。クリーンチャンネルの音もきれいに出る。
自宅練習用には十分だ。
リバーブがもう少し深くかかるともっと好みだけど、まあ仕方ない。
ただ、何も弾いてないときにも大きなブーというノイズがある。この個体だけなのか、この製品全部なのか分からない。
中古楽器屋やオークションでとても安く売られているのはこのせいかもしれない。
うらぶたを開けてみた。リバーブはスプリングリバーブが入ってますが、カバーがダンボール製でユニークです。まあ、機能すれば文句はないです。
これが横の壁についていたので、はがして場所を変えてみたりしてノイズが減るか調べてみました。
ノイズが減る位置が他にありそうです。
スプリングの片側がトランスから遠くなる位置が良いようです。なんとか感電死することなく調べることができたので対策に挑戦しました。
(!!感電には気をつけてください。おすすめはしません!!)
あまっているオーディオピンコードの線があったので、それを基盤とスプリング装置の間の線に使ってみました。元から付いているのは、プラス、マイナスの線をねじねじしてあるだけなので、オーディオピンコードの線はシールドがちゃんとされてるのでいくぶんかいいのではないでしょうか。
固定の位置を色々試した結果一番良かったところにしました。底面にしました。
おまじないに、スプリング装置の箱のダンボールと、アンプ箱の裏板にアルミホイルを巻いてみました。
どれが効いたのか分かりませんが、自分は許容できるくらいにノイズが減りました。
これが製品の特長だとするとこのまま出荷されるのは何かおかしいような気がするので、フェンダーメキシコ製だから、メキシコの周波数でノイズの出ない位置にスプリング装置を置いたら日本にもってきたらノイズがいっぱい出た、とかいう事情があるのかもしれない。
ノイズが減らせたので、もっと何かしてみたくなり、電子回路には大して詳しくないけれど、リバーブをもっとかかるようにできるか挑戦してみた。
結果としては、検索して回路図を見つけ、リバーブのボリュームの横の1k抵抗を1.2kに変えて少しだけ効きがよくなったところでよいことにした。もっと抵抗を大きく1.8kしてみたら、リバーブのかかりも深くなったが音のシャープさが減った気がしたので戻した。(1.5Mを1Mにしたら気に入らなくて1.2Mにしたんだったかな?抵抗値今思うといい加減です。回路図参照の上各自色々試してください。)
-------------------------
回路図はこちらのを参考にしました。
http://www.schematicsunlimited.com/?z=fender
http://www.fender.com/support/articles.php?category=amplifier-schematics§ion=downloads
ちょっと時間が経ってしまって確かでないですが、このアンプは似たようなモデルで名前が違うのが何種類かあって、(リバーブユニットとか少しづつ仕様が違う可能性もあります)
このリンクのところのfrontman の回路図はリバーブなしで使えなかったので、bullet_reverb の中にpr241があってそれを使ったんだったかな?