すべて真夜中の恋人たち 川上未映子

この方はメディアに沢山取り上げられて、容姿もきれいだし、本が面白いだろうか、と斜にかまえてしまいます。
しかし、お話に軽薄さというか軽さがなくていいですね。どこがどうかよくいえませんがいいお話でした。
前の作品のヘヴンもヒロインの壮絶なかんじが印象にのこっています。
なにかの番組でなにかの授賞式の時に、「歌のときは書いても書いても誰一人聞いてくれなかったのに、今沢山の人にっ読んでもらえるようになれて、ただうれしい」(すごくうろおぼえ)というようなことをいって涙を流す姿がけなげで素敵に見えました。
この本の帯を読み終わってから見てみると、本の品格に似合っていない軽薄なようなものに見えて少し残念に思いました。