人並みといふこと しりあがり寿

漫画家のしりあがり寿さんのエッセイ。

人並みとは何か、そこに人が幸せを感じるかどうかの秘密があるのではないか、

その実体はまだつかめていないのですが、その手がかりにつうじるものをこの本の中に感じたのです。

幸せはいつもちょっと先にある 期待と妄想の心理学 ダニエル・ギルバート

これは強くお勧めします。
血のにじむような努力、気の遠くなるような月日をかけてやっと念願の事柄を達成したとします。
しかし、達成したその現実を味わいながらあなたは思うかもしれません。
「え、これってこんなもんだったのかな・・」
もしこれが、死の直前だったらどうしましょう。
では、実現したときにがっかりしない未来(目標)の予測方法ってあるんでしょうか。というお話です。

どうせ目指すなら正しい方向にすすみたいものですよね。

そういえばこういう話も本の中にあったと思います。

こうなったら絶対不幸せだろうからそれを避けるように日々生きていったとします。

で、傍から見たらこうなったら絶対不幸せだろう、と想定したまさに今その状況にいる人にインタビューしてみると、意外と本人は現状をそう不幸せだとは感じていないことが多々あるそうです。脳の機能はそのようになっているのだとか。

不幸せになりたくない、との動機からがまんしていることが沢山あったりしがちですけど、ひょっとしてもしかして、傍から見て不幸そう、という状況は有り得ても、本人にとって不幸って地上に存在しなかったりして・・と妄想してみました。

でもまあ私が今一番知りたいのはタイトルの幸せはいつもちょっと先にある、目指した場所に辿り着くたびに私たちは
満足できなくなり、幸せはちょっと先に逃げてしまうのか?ということです。

とても大事な秘密が潜んでいる気がするので、まだ何回か読む予定です。

ウはウミウシのウ―シュノーケル偏愛旅行記 宮田 珠己

タンクを背負うダイビングではなく、こだわりのシュノーケリング脱力エッセイ。

シュノーケルのマニュアル本を探していてたどり着きました。

酸素ボンベを背負って海の深いところにいけばそれはすごそうですよね。でもなんか色々準備が面倒そうです。

もぐろう、と思ってぱっともぐれる身軽なかんじがいいのです。

シュノーケルだけでもすごいサンゴがみれるところがあるんですよ・・日本に。・・本州ですよ。

本を読んでから行きました。満足でした。

紹介されている国内のポイントでまだ行けていないところがあります。いつか行きます。

すべて真夜中の恋人たち 川上未映子

この方はメディアに沢山取り上げられて、容姿もきれいだし、本が面白いだろうか、と斜にかまえてしまいます。
しかし、お話に軽薄さというか軽さがなくていいですね。どこがどうかよくいえませんがいいお話でした。
前の作品のヘヴンもヒロインの壮絶なかんじが印象にのこっています。
なにかの番組でなにかの授賞式の時に、「歌のときは書いても書いても誰一人聞いてくれなかったのに、今沢山の人にっ読んでもらえるようになれて、ただうれしい」(すごくうろおぼえ)というようなことをいって涙を流す姿がけなげで素敵に見えました。
この本の帯を読み終わってから見てみると、本の品格に似合っていない軽薄なようなものに見えて少し残念に思いました。

 

黄金の羽の拾い方

たちばなあきらさんはロマンチックな描写にしびれます。

もちろん、財テク話もためになるのですが、タイトルにもある、黄金の羽の描写などせわしない日常のこの世界にファンタジーの粉をまぶしてもらったような気分になりました。

橘玲さんの小説もその後読みましたが、楽しめました。多才な方なんですね。

雨の降る日曜は幸福について考えよう

が一番好みでした。

3月11日以降の本を楽しみにしています。、あ、もうとっくに出てるようですね。

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